こんにちは。落ち葉が日に日に増して行きます。そして、道行く焼き芋屋さんの笛の音が似あう季節となりました。
仙台は昨日、初雪を観測した様です。例年よりも3日早い初雪だそうです。足や手が冷たくなりますが、そんな時、お風呂が恋しくなりますよね。
その他に「お灸」というものを皆さんは知って居りますか?
お灸とはヨモギから精製した艾(もぐさ)を使用した健康法の一つです。お店でも売って居りますし、痛みを取ったり血行を促進するのに良いものです。
しかし、11月は意外とブタクサやヨモギアレルギーの季節です。ヨモギアレルギーのある方はより症状を増悪させてしまう事も有りますので使用を控え
もぐさを使用しないお灸やホットパック等で代用しましょう。さて、そのお灸ですが、ツボに行うのが一般的でより効果があります。
このお灸をビワの葉や柿の葉の上に乗せて使用する人も居ります。また、塩やにんにく、しょうが、みそネギ等の上に乗せて使用する人も居ります。
現在は隔物灸と言って丸いシールの上に艾が縦に付いて居るお灸が一般的です。せんねん灸や長生灸がそれに当たります。
シールをはがして火をライターで付けてツボの上に貼って使用します。意外と隔物灸は
水ぶくれや低温火傷になりやすいので注意が必要です。熱く無いので安心して乗せて置いてしまい低温火傷してしまう事が多いです。
隔物灸は大抵、熱さを選べるものが殆どですので、自分の好みの熱さで使用する事が出来ます。
そして、気持ち良いと感じるツボを見つけてお灸を行います。
お灸は温める効果もありますが、どちらかと言うとツボを利用して病気を緩解したり身体の働きを高める事に効果があります。プチ鍼というか、ツボを利用して
ツンとした熱さ刺激を用いて鍼の様な効果を出すのに適して居ります。なので、積極的に自分の体を利用してやってみましょう!
もう一つは温灸というものです。温灸とは筒の様なものに棒状の長さ20センチくらいの太さは1.5センチくらいのお灸を入れて筒の中を煙を充満させて
熱源によって温まった筒を動かして行き広範囲を温めて行きます。この道具は皆さん気持ち良いとおっしゃいますので一家に1台をお勧めします!
先ほどの隔物灸は点で使用するのに対して、温灸は面で温めて行きます。しかし、温泉やお風呂と違う点は点ではないにしても患部をポイント的にスポット的に
温める事が出来ます。患部を温めたり痛みを取るにはこの「点」で捕らえる事と患部を点とまでは行かなくとも痛みや冷たさを感じる場所を「スポット的、ポイント的」に
捉えて行く事が大切になります。こんなお灸はネットやドラッグストアなどで売って居るので是非、この冬、お友達と家族と一緒にチャレンジしてみて下さい!
仙台近郊やそれ以外の方へ
お灸というとどうしても文化的に「熱い」とか「お仕置き」のイメージが強いですね(笑)。しかし、それは昔の話しですね。時代は今ですので
良い使い方を覚えておいて使用してみましょう!お灸を使ってみて分からない事やお灸だけで良くならない時は土田はり灸院に来てお灸を受けてみるのもおススメです!
どうぞ皆様のお越しをお待ちしてます!お気軽にどうぞ!