皆さんの中でお灸をやった事がある人も居ると思います。温かくて気持ち良かったと答える人、また、膝の痛みが楽に成った人や肩が挙がらなかったのにお灸をやったら挙がる様になった人なども居ると思います。また、熱かったという人、怖かったという人、

丁度良い熱さで心地良いと思っって長くくっつけて居たら低温やけどをしたという人も居ると思います。

また、お灸と言うとどんなものを想像しますか?きっと知らない人だと漫画などでスライムの様な握りこぶし大位の艾をもくもくとうちわで仰ぎ、背中に行っている場面をよく想像する人が多い様ですね。

大体、当施設のお客様に聞いてみても同じことをおっしゃいます。そして最後まで焼き切るものがお灸だと思って居る様です。おいおいそれでは大やけどしてしまいますよ。笑。

確かに握りこぶし大に艾を作りお灸を行う事も多いと思います。しかし、その様な大きな艾の場合は、最後まで燃やしきらないで、5割くらい燃やしたところで取るのです。そうすると、ほんわか温かく気持ち良いのです。

この大きな艾を燃やす場合には、硬い繊維質の艾の成分が混じっているとバチバチと火花が飛び散り火傷をしてしまいます。なのでこの様な艾を使用する際にはきちんと硬い繊維質の艾を取り除く事が大切です。

また、この様な大きな握りこぶし大の艾は気持ちが良くとても良いのですが、非効率的で煙ばかりが多く、手間がかかる事が多い様です。なので今はよっぽど拘っている場合を除き、あまり見かける光景ではありません。

殆どは温灸と言って筒状の中に棒状の艾を差し込み使用する例が殆どだと思います。当施設でもお線香型の漢方成分が練り込まれた最高級品の「イトオテルミー」という温灸を使用して居ります。

当施設で行うお灸は3種類

当施設で行っているお灸の種類は3種類あります。一つは温灸です。背中や膝、腕など範囲が広い場合に用います。お灸の匂いが香ばしく温かくとても気持ち良いお灸です。

もう一つは透熱灸です。当施設では一番用いる頻度の多いお灸です。米粒よりももっと小さく艾をひねり患部に乗せ焼灼します。熱さの加減は艾の捻り具合、艾の質、または艾の灯を消すタイミングの絶妙さがモノを言います。

鍼だけで取れなかった痛みや、施術のシメに行ったり、五十肩には効果てきめんで、ちょっとだけ熱めに燃やすと挙がらなかった方がひゅっと挙がる事があります。透熱灸は艾のグレードの中では当施設ではとても肌触りの良い最上級の艾を使用して居ります。最上級の艾はふわふわと柔らかく匂いが香ばしく、とても良い香りがします。

この艾のやり方は皆さん大体の方は中国で発達したと思っている方が多いのではないかと思います。しかし、この小さく捻って使用するタイプの透熱灸は実は古くから日本で発達したものなのです。それは、昔は、今ほど精度の良い鍼が作れるわけではありませんから

鍼を用いないで鍼と同じ様な効果を出すために発明されたものなのです。それに、日本では「刺さない鍼」が発達したのも刺すと昔の鍼は痛いのでなるべく刺さないでツボを生かして施術する方法は無いかと考え出されたものなのです。日本の鍼灸はその様な伝統があり、古来から日本人は

痛いものなどには敏感だったのではないかと思います。

3つ目は灸頭鍼です。灸頭鍼とは鍼に艾をボール型に付けて行う事を言います。腰痛などでよく用います。ポカポカと暖かくとても気持ち良いです。艾のグレードは当施設では上級の良い艾を使用して居ります。上級の艾はふわっとしていて鍼から艾が落下するのを防いでくれます。

また、当施設では使用して居りませんが、一般の方にも隔物灸が多く使用されて居ります。薬局などで売っている「せんねん灸」などがこのスタイルです。シールが付いていて用いやすく熱さも選べるお灸です。

当施設でも症状の緩解を早めるために患者様が自ら家でお灸を行なって頂ける様に「お灸指導」を行い、ツボにマーキングを行います。そして火の付け方、取るタイミングを指導します。また、なるべくならコストパフォーマンスにも優れた「艾」を捻って

行う事をお勧めして居ります。何人かは艾で家で行っている方も居る現状です。しかし、大体の方は「隔物灸」の方が手軽なので多いです。

仙台近郊やそれ以外の方へ

いかがでしたか?お灸も色々な種類があります。

ご興味のある方は当施設へどうぞお気軽にお越しください。