井穴刺絡(せいけつしらく)という鍼灸で行われる施術法がある。それはどの様なものかと申し上げると、少量の血を取る方法である。「あー、瀉血ね」違う違う

tixyuusiya - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 井穴刺絡の効果

「ガラス玉使ったカッピングでしょ?」違う違う「要するに血を取る時にガラス玉でドロドロ血を抜くんでしょ?」違う違う。「あっ!わかった!血管みたいなところから取るんでしょ?

あっそれでは瀉血か」と言う事で長くなりましたがどの様な施術法かと申しますと「指先から極、少量の血を取る方法」なのです。古典系の鍼灸師の先生などでは

特に多く取り入れられている鍼灸術です。私もよく古典派の先生から井穴刺絡について良く教わりました。また

私が現在所属する「日本刺絡学会」ではこの「井穴刺絡」が認定実技試験の必修項目と成って居ります。バネ式の「三稜鍼」を上手に使い「刃の長さ」や「井穴と三稜鍼との密着」

そして「消毒の仕方」、「血の絞り方」「ガーゼでの拭き取り方」「施術後の消毒」までみっちりと試験されます。それに施術に掛かる時間もチェックされます。

これらがきちんと出来て居らないと合格できません。また、これらがきちんと出来ないときちんとした刺絡が出来ないのです。なので当然ですが、

我流や見た目が良いだけでとか

表面のみを真似た様な事では全くダメで

一切通用しません。親指の施術の時と、小指や薬指の施術の時では手の使い方も違く修練が必要です。

まあ、そんなとこで井穴刺絡はどの様なものに効果的なのでしょうか?

以前、コンサートの前に歌手の方がお越しになった時の事

以前、歌手の方がお越しになったことがありました。その、相談内容は「少し風邪気味なので声が出難いので

コンサートの前に行くから声の通りを良くしてほしい」との事でした。私は「よし!来た来た!やってやるぞっ!」と思いました。

その理由としては実は井穴刺絡は声の通りを良くする作用があるのです。しかし、適当に使ったのではだめですよ!(笑)。

なので、脈を拝見し弱って居る所を整えてからその方に今一番必要な井穴刺絡を行ったのです。

そうしたらお礼の電話が来ました。「あんなに声が出たことはありませんでした。どうもありがとうございました!またよろしくおねがいします!」と。

私は実は以前から風邪を引いたときに自分で体感済みだったのです。なので井穴刺絡は声の通りを良くすることは良く知って居りました。

副鼻腔炎やドライノーズに

副鼻腔炎とは「蓄膿症」の事です。特に慢性副鼻腔炎などで鼻詰まり時には効果的です。ところで「副鼻腔」とは鼻の奥には

空気を肺から吸う時に鼻呼吸をしますと、実は世界でどんな優秀なエンジニアが作っても作成する事は不可能と言われてるくらい優秀な「フィルター」

が内蔵されて居ります。そのフィルターは「空洞」です。その空洞を通って肺の中に体温と同じくらいの温度になった空気が入っていく仕組みです。

その空洞は4か所あります。前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形骨洞の4つです。副鼻腔炎はこれらの4つのうちの何れかの空洞が炎症を起こし

膿や炎症物質等の粘液が詰まり、鼻の全面の鼻穴から出ず、のどの後ろから後鼻漏して喉に落ちていくのです。なので副鼻腔炎だと喉も炎症を起こし易くなります。

喉に花が落ちるとスッキリします。一番悩ませるのは鼻に膿が溜まる事による悪臭と鼻詰まりです。井穴刺絡を行うとドロッとのどの方に詰まっていた鼻が落ちます。

そしてスッキリします。なのでそんなときの応急法にも用いる事が出来ます。また、「ドライノーズ」と言って鼻の中が乾く人は多いと思います。

秋から冬にかけて多いですが、空気の乾燥が原因ではありますが、東洋医学的に内臓の熱が問題のことも多々あります。その様な時に経絡の清熱瀉火

の目的で井穴刺絡を行うのです。そうしますと、一瞬で鼻穴の中の「乾燥感」が一瞬で引く事には驚きです。なので、指先の「ささくれ」はそのような時の

「内熱」状態にある事が多く、最もそのささくれのある経絡が関係して居る事を物語って居ります。

減量時、ダイエット時の脂肪や糖質の分解を速やかにする

実は私も今「減量」をして居ります。毎朝5時に起きて走って居ります。早朝は気持ち良いですね(笑)。妻も休みの時には一緒に後ろから走ってついてきてくれます。

やっぱり5時起きが気持ち良いですね。6時になるとみんな起き始めて来ますね。そんな雰囲気ですね。やっぱりジョギングは早朝5時に限ります。

私の住んでいる所は坂が急で地下鉄でも日本一高い地下鉄がある場所です(笑)。かなりしょっぱなからハードです!だいぶ鍛えられました!

たまに職場まで歩いて来ます。そして歩いて帰ります。

まあ、そんな感じで頑張って居りますが、当然、食事の中でも「糖質」を制限する事が何より大切な様です。糖質はエネルギーとしてすぐに利用される性質ですが

使用されないと脂肪として体内に蓄積される仕組みです。

「糖質制限」でここまで変わるものなんだと正直驚いたほどです。やはり食事の見直しが一番必要です。そんな中、さらに早く効果を実現するためにプラスαとして

私は必ず井穴刺絡を入れて居ります。そして東洋医学では子午施術があり丁度、時計で夜の9時と朝9時などを「子午の関係」

と言ったりします。同じ時間で午前か午後かと言う事ですね。それで脾経の活性化する「午前9時から11時」と夜の「午後9時~11時」に合わせて

脾経を施術し脾経と脾経の子午にあたる三焦経の井穴を奇経という経絡で結び付け井穴刺絡して居ります。

実験結果はなかなか良好ですよ!(笑)。詳しい事はお越し頂いた時に教えます!(笑)。

もしも使える場合1か月ワンセットのプランでメニューを作っても良いかなと考えて居ります。

その様な訳でですね、脾経は現代医学では「膵臓」にあたるといわれて居ります。また、脂肪は肝臓などとに関連が深く

東洋医学でもそのように考えがちですが、東洋医学では吸収されずに体表や内臓に残った余分な脂肪は「痰湿」や「痰」と呼ばれ脾経の主りなのです。

「痰」と申しますと「カーッペッ」の痰じゃないですよ!汚いお話失礼します。

なのでダイエットには特に脾経が重要と言う事になります。その時にも井穴刺絡が効果を表すという事です。しかし、食事制限も運動も何もやっておらず

脾経をいくらいじったところで何も変わらないという事はお伝えしておかないといけません。しかし、きちんと食事と運動に取り組んだ場合には

間違いなく経絡を正しく使った施術や井穴刺絡を取り入れた場合には、かなり速やかに効果を引き出す事は断言できます。

なのでダイエットで本当にちゃんと努力をして居る方には更にこの様な経絡的なものを取り入れると間違いなく加速します。

実は当施設でもその様な患者様がいらっしゃいました。なのでダイエットを本格的にされて居る方ほどこの事を頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれません。

肩甲骨の内側が重い時や寝違えの時

肩甲骨の内側や肩こりでいくらマッサージなどで局部を施術しても取れないときなどや、寝違えなどで首が痛い時など

足から井穴刺絡を行うと嘘のように軽くなることがある。

また、肘などが重い時にも手の指先から井穴刺絡を行うと肘が劇的に軽くなる事が多い。

この様に「たかが指先。されど指先」と言う事で「井穴刺絡」は上手に使えば

侮れないかなり効果的な施術法だったのです。

仙台近郊やそれ以外の方へ

鍼灸はただ刺すだけではありませんよ。この様な色々な施術方法があって先人の知恵が凝縮しているんですね。とても面白く

時には劇的な良き変化をもたらしてくれる井穴刺絡です。

この様な鍼灸の面白さを発見しに土田はり灸院に来ませんか?