医療の現場では日々、医療廃棄物が廃棄されて居る。果たしてどの様に処理されて居るのか。当施設でも

患者様の施術で使った所謂「使用済みの鍼」と「使用済みのガーゼ」はどうやって処理をして居りますか?」とたまに聞かれることがあります。私はすかさず

「はい、それは家に持って帰って家庭ごみの袋にばれないように丸めて捨てます!」とは言いませんよ絶対にね!(笑)。

と言う事で、施術や身体のことについてではなくて今回はこの様な「使用済みの鍼」や「使用済みの綿花やガーゼ」について書いていこうと思います。

当施設では医療廃棄物会社と契約し感染性医療廃棄物である使用済み綿花やガーゼを月に1回回収に来て貰います。

要参照(使用済み鍼を入れる専用の箱と当施設で出た大量の使用済み鍼の画像。)→https://ameblo.jp/35-88/entry-12240127751.html

医療施設では使用済みの注射針やカテーテル、

紙おむつ、等の所謂「医療廃棄物」が毎日大量に出る事になるそうです。当施設と契約して居る医療廃棄物会社の方が

言って居りましたが、当然、大きな総合病院になればなるほど量が凄いのだそうです。この医療廃棄物業者さんの

担当のあるベッド数530床前後の総合病院では

当施設で1ケ月間で出る量の45リットルの袋の感染性医療廃棄物が

朝、昼、夕の一日3回の回収で合計200個~300個毎日必ず出ると言って居りました。

当然ベッド数のみならず、手術数や診療科目にも依る訳ですが、

まだまだ日本国内にはベッド病床数も手術数も

多い大きな病院、そして介護施設等が沢山ある訳ですから、まだまだ沢山の量の医療廃棄物が毎日出て居るという訳ですね。

病床数のランキングサイトなどを調べてみるといかに大きな病院が日本国内にも山ほどあるかが分かります。

また、もっと大きな考え方をすれば人口の多い国や世界レベルで考えると毎日すごい量の医療廃棄物を出して居る事になるのです。

そして、私も含め世界の人類たちは、ごみと言えるゴミを日々出して生きて居るという事ですね。

その処理方法やモラルが崩れるといずれは大きな問題になる訳です。なので「たかが一人」ではないのです。

世界に生きる全員すべての人が気を付けるべきことなのです。話は戻りますが、

医療廃棄物は当然、衛生面、危険性等のリスクなどを考えて専用の感染性医療廃棄物として扱わないといけません。

因みに当施設での使用済みガーゼや使用済み綿花は大体月に1回、多い月で2回、45リットルの感染性医療廃棄物専用の袋がギューギュー詰めの一杯になり

契約して、専用の医療廃棄物会社に取りに来て貰い、処理をお願いして居ります。

一方、使用済み鍼の方は20リットルの使用済み鍼を入れる四角い箱が大体一年くらいでギューギュー詰めの満杯になります。

そうすると回収に来て貰います。

やはりこれも同じ契約して居る医療廃棄物会社に取りに来て貰うという事になります。そしてどちらの場合もどの様な処理をしたか分かる様な
産業廃棄物管理票(マニフェスト)と書いてある専用の伝票が後に医療廃棄物の会社から送られて来ます。

忙しい月などはそれだけ使用済みの鍼も使用済みの綿花や使用済みガーゼの量も多くなります

使用済み鍼を入れる専用の箱や、使用済みガーゼや綿花を入れる専用の袋は感染性医療廃棄物専用の「バイオハザードマーク」がついて居ります。

そして、医療廃棄物の清掃工場に持って行く訳ですが、

東日本大震災前は仙台から南のお隣の県の福島県のいわき市の処分場まで運んでいたそうですが、震災後は

処分場が西お隣の県の山形県山形市の処分場に変わり、仙台から山形まで運んでいるそうです。

使用済みガーゼや使用済み鍼も感染性医療廃棄物扱いなので法的責任を果たす意味でもきちんとした処理が求められる

使用済み鍼も使用済みガーゼも感染性医療廃棄物として正式に処理しなくてはなりません。

ですので、先ほど冗談で「新聞紙に丸めて家に持って帰って家庭ごみに丸めて捨てます」と書きましたけど、

そんな事をしたら違反行為ですので当然、罰せられます。

当施設では使用済みの鍼やガーゼでも法律に基づいて遵守し、正式に決められた処理を行って居ります。

鍼灸院から出た可燃性のごみは事業ごみとして専用の袋に入れて出す。一般ごみ、家庭ゴミには絶対に出さない。

仙台市ではお店や会社などの事業所で出た普通のごみ、いわゆる可燃性のごみは

「事業ごみ」「営業ごみ」として、専用のごみ袋を購入し、ごみを捨てないといけません。それを事業者は遵守しないといけません。

仙台市内で営む鍼灸院も全て「事業所」扱いです。なので必ず「事業ごみ」「営業ごみ」の袋を守って出さないといけません。

間違っても営業用のごみ袋代が高いからと言って家庭ごみ袋で出したり、家庭ごみに混ぜたりして出してはいけない事に仙台市では成って居るそうです。

仙台市では事業ごみの袋は家庭ごみの袋よりも6倍位高く、更に昨年より仙台市では4割くらい

グッと値上げをしました!決まりは決まりですので、土田はり灸院では必ず仙台市の地方条例通りに決まりを遵守して出して居ります。

しかし、事業ごみの袋は確かにコストが高いですが、丈夫で破れにくい点は

長所と言えます(笑)。

調べてみると医療廃棄物の殆どが焼却と埋め立て処分されてるそうです!

調べてみると医療廃棄物の処分方法はまだまだ意外に原始的でして、感染性医療廃棄物であるガーゼや使用済み綿花は焼却処分され、

注射針などのカテーテルや針類などは埋め立て処分で腐らせる方法なのだそうです。

まあ、鍼や注射針はステンレスなどが多いので腐食しないか、

腐食するには時間がかかるでしょう。そうすると、

医療を受けると言う事は埋め立て処分場の問題もあるのだなあとこの様な事を調べているうちにとても感じます。

しかも注射やカテーテルの様な樹脂類は尚の事、腐食し難い訳ですよね。

土に還る事が出来ないと言う事は埋め立てる場所が新たに必要になる訳です。

毎月の医療費の問題は今、日本ではタイムリーな問題ですが、この様な環境問題も深刻な問題だと調べて居るうちに感じました。

しかし、医療廃棄物の工場も進歩している様で、注射針の部分の金属の部分と注射やカテーテルの所の樹脂の部分を無駄なくリサイクル

出来る様な工程を持った炉もあるのだそうですが、特殊な能力が必要だそうで、普及にはまだまだ難しい様です。それは、金属とプラスチックの樹脂を溶かして再利用するので

通常の廃棄物処分場の設備+高炉(プラスチックや金属を溶かして再利用できる状態にする)設備が必要なのだそうです。高圧滅菌→溶かしてリサイクルなどの

技術的には可能だそうですが、コスト的にはとても難しいそうです。

昔は鍼灸の鍼も煮沸やオートクレーブにかけて滅菌パックで封をし、針先が丸く成れば助手が営業が終わってから研ぎ方をするような時代もありましたが、

現在は便利と安心を買って居ります。使い捨ては針の劣化を生まず、清潔で安心です。しかし、確実にゴミは増え環境問題の意味では負担になっているのです。

その中で安全を買って行って居るのでせめて廃棄のルールを守ることは当然です。先ほども述べたようにたまに患者様からも聞かれることがあります。

「使った鍼ってどうしてるんですか?」と。やはり少しは気になりますよね。この様に処理して居ります。

当施設ではオートクレーブと言う高圧滅菌機があります。しかし、これは刺絡で使用する三稜鍼や、ガラス玉、シャーレ等の器具などを滅菌するときに使用して居ります。

三稜鍼は太い金属で出来て居り、通常の鍼の様に深く刺す事が無く、折鍼の心配は殆どありません。しかし、通常の鍼ですと、そうやって、砥いて高圧滅菌してを繰り返しているうちに

刺さりが悪くなり、劣化も激しく、折鍼の心配が出てきます。いかがでしたでしょうか?当たり前の事ですが、しゃべってみました。当施設では

患者様の安心を届けるとともに、その使用した針が環境にどの様に影響して居るのか等や使用済みの道具、

鍼等のリサイクルにも関心を持ち時々調べたりと関心を常に持って

営業して居ります!

仙台近郊やそれ以外の方へ

いかがでしたでしょうか?なかなか普段触れない裏方の部分に本日はスポットを当ててみました。

環境問題にも当施設は大いに関心を持っております。やはり院長の私が自然が大好きだからです。

自然も体も宇宙もみな一緒と東洋医学では考えます。

その様な環境問題を、自然を大切にする姿勢も体をいたわることもつながることも多いと私は考えます。

こんなお話をしながら楽しく土田はり灸院で

皆さん施術を受け健康になりましょう!