鍼灸というと、皆さんはただ鍼を打つだけと考えて居る人が殆どでは無いでしょうか?そして肩凝りや腰痛に良いと考えて居る人が多いと思います。確かに肩凝りや腰痛などの慢性の疾患には有効なのですが、実は「筋肉痛」や「捻挫」「ギックリ腰」などの急性の筋肉疾患にもとても有効なのをご存知でしたか?当施設では、この様な疾患の方には刺絡という施術方法を行います。そして、かなり回復が早く楽になる事を確認して居ります。今回はその当施設で行った「刺絡」施術のほんの一例を紹介して一緒に見て行こうと思います。

tixyuusiya - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 刺絡による膝痛、ぎっくり腰、腱鞘炎の緩解例

症例1.急性膝痛の寛解例

本人は膝痛を訴えて来ましたが膝痛というよりは膝蓋骨の直ぐ上部の大腿四頭筋の中の大腿直筋と中間広筋、外側広筋が筋肉痛を起こして居る状態でした。ウェイトトレーニングでスクワットのオーバーワークで引き起こりました。s shutterstock 303801164 1 210x300 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 刺絡による膝痛、ぎっくり腰、腱鞘炎の緩解例

痛み止めと湿布を昨日から使ってほんの少しは良いが歩く事も出来ず、階段の昇り降りで、特に降りる方が大変という事でした。当施設で施術を行うと、その時は、歩くのが「軽い」程度だったのが、2、3時間して、家に帰るとかなり痛みが引き、階段をびっこを引かなくても昇降出来たという事でした。そして、次の日には何と早朝ジョギングも出来、殆ど痛みを感じず歩く事が出来たと言う事でした。やはり、痛み止めだけでただ安静にして放置した場合とは回復の速さが全く違うなと感じました。当施設ではよく温罨法を推奨しますが、この様なケースでは冷罨法、アイシングを中心に行います。s shutterstock 191493023 300x216 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 刺絡による膝痛、ぎっくり腰、腱鞘炎の緩解例

しかし、痛みを取る場合にはモグサの熱めの焼き切るお灸を行う事がポイントと成ります。モグサの熱めの焼き切るお灸は、温めとは目的が違うのです。そして、痛みを訴える膝蓋骨上部の大腿直筋付着部に三陵鍼を浅く捻りますと、血が滲み更に3号のガラス玉を吸引すると、炎症を起こして居た事を物語る様に於血が沢山出て参りました。これを内側広筋、外側広筋部大腿四頭筋起始部の大腿骨大転子部、大腿四頭筋停止部の脛骨粗面部にも同様の施術を行いました。それから寸三5番鍼を20本膝蓋骨上部の大腿四頭筋付着部に刺鍼さまた、よく、皆さんが凝りで使用されて居る「パイアネックス」と呼ばれる通称「置き針」なるもの「円皮鍼」や「皮内鍼」を痛いと感じる場所に7箇所程使用し、その上から湿布を貼り「キネシオテープ」で固定も行いました。確かにテープや、痛み止め、湿布は使用ささましたが、それだけでは効果は無くやはり鍼灸、刺絡の施術があった上で行うから効果があるのです。それから、階段を降りる場合にも痛みがあるけれど施術を行う前よりも6割位痛みが軽くなったという事でした。そして、1晩寝て更に痛みが緩解し軽いジョギングやウォーキングまでできたという事でした。2晩寝た後にはさらに1割位楽になり階段を降りる際には少し痛いけれど普通に歩くのには支障が無く成ったかなり楽に成ったという事です。3晩寝た後は更に痛みが楽になって居るのが分かり順調に回復して居るのが分かったという事で、スクワットを3分の1の回数から再開したという事でした。その後は膝痛は起こらず、スクワットに依り更に痛めた部位を安静にした事に依る筋肉を亜急性から慢性期に移行する回復期に絶妙なバランスで鍛える事が出来たと思います。以前、この患者様は成長期にOsgood-Schlatter disease(オスグット病、成長痛)を患って居り、その時は左側側という事でした。また、左腰部にも椎間板ヘルニアを2度患っていた前歴があり、普段の歩行姿勢やトレーニング時の姿勢が、右側で庇う姿勢が出来上がって居た可能性があり、それ自体は悪い事は無いのですが、トレーニング時やウォーキング時にその事を意識する事で、今現在の左右バランスを意識する事が出来、事故防止に寄与する事をお伝えしました。今回の事例は湿布や痛み止めだけで緩解が見られない場合や、緩解を早めた典型例です。通常時ッと安静にして居れば確かに緩解はするが、時間が掛かり受け身の考え方と言わざるを得ず、現代は積極的な緩解が求められていると思います。確かに安静が第一ですが、緩解を早める事を助ける施術はとても大切であり、求められます。また、東洋医学的な脈診では、右が患側であり男性患者で適応側左を脾で取り、それだけだと痛みの緩解が思わしく無く、患側に腎を入れ緩解を見た例です。通常、体重節痛、関節痛は脾経に求め、筋肉、腱は肝に求めますが、この証が出たという事は、下半身、足腰を主る「腎」そして骨を主るのも「腎」であるため、下半身の弱さだと判断は出来ますが、骨の弱さが無いかも入念に診て行こうと思います

症例2.ぎっくり腰の緩解例

働き盛りのサラリーマンが「ぎっくり腰」と電話予約の上で来院。ぎっくり腰である。当施設はぎっくり腰の「駆け込み寺」になって居る様で、月に5人はぎっくり腰で新しい患者様が来る。ぎっくり腰にもいろいろなタイプがあり、「背中を伸ばせなくなったもの」や「全く立つ事が出来なくなったもの」の2パターンが大抵であるが、95%は後者の「全く立つ事が出来なくなったもの」に該当する新患さんが多い。s shutterstock 248824051 1 300x212 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 刺絡による膝痛、ぎっくり腰、腱鞘炎の緩解例

原因はやはり、過労が原因であるが、大体ぎっくり腰は忙しい時や出張などの時に起こる事が多く、身体の悲鳴を上げているのを無視して突っ走らざるを得ない場合に出て来る事が多い。要するに体が「もう休もう」と言って居るのであろう。そんな時には正直「治し屋」の様に患者様に腰を低くし迎合する様な事は私は正直したくない。それでは都合が良過ぎるのである。かならずそうなる原因は自分自身にあるからだ。私は鍼灸師であり東洋医学の先生の立場から腰が良くなったら運動などを行い下半身を鍛える事を推奨する。しかし、取り組んで居られる方はどれだけ居るだろうか?皆、痛くなって「何とかしてくれ」と来る訳であるが、ある程度備えて置けば、ぎっくり腰になった時の緩解も違う。しかし、目の前で脂汗を掻いて苦しんでいる患者様には理屈をいちいち説明している暇が無い。わらをもすがる思いでお越しになって居る患者様には痛みを楽にする事が先決だ。勿論の事こちら側の施術者も口をきいている暇などなく、患者様の粗い息遣いが安らかに落ち着いて来るように施術をてきぱきと進めないといけない。もたもたのろのろして居る暇など無い。そんな時にどの様な施術を行うのか、当施設ではまず、この様な急性の患者様が来院された際には「急なれば則ち票を治す」という原則通り、うつ伏せとなって貰い、背骨の一番凹んでいる箇所を見つけそこにバネ式三稜鍼で切皮を行いガラス玉を掛けます。そうすると炎症性の場合、何処が悪いのか血の出方で判別出来ます。また、ぎっくり腰は繰り返すとはよく言ったもので、何度も同じ個所を繰り返し痛めて居ると、細絡という毛細血管上の紫色のものが目視で確認する事が出来ます。その細絡を判別するにはその毛細血管を押してみて消えて行く様なら細絡という事になります。細絡を確認した場合、バネ式三稜鍼ではなく、捻鍼法にて棒状の三稜鍼を手首で捻り浅く入れます。14 300x225 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 刺絡による膝痛、ぎっくり腰、腱鞘炎の緩解例

そうして2寸~3寸の鍼を刺入して行きます。鍼の太さは大抵、ぎっくり腰の場合は、何としても1回で立たせないといけないので、8番~10番の当院では一番太くて長い鍼を使用します。しかし、鍼の精度も近年はかなり良くなって居るので痛みはほとんど感じません。むしろ、ぎっくり腰の辛さの時には気持ち良い刺激となるものです。そして、ぎっくり腰の時に言わば「立たせるツボ」があります。これは、3箇所あるのですが、この3か所の何れかに必ず反応が出て居るのです。これらに鍼を刺して行きます。そして蒸気の出るタイプのホットパックを熱めにレンジでチンし腰部と痛い側のハムストリングス、臀部に乗せて行きます。よく、ぎっくり腰は急性だから「温めてはいけない」という鉄則がある様ですが、当施設で上記の膝痛でも述べた通り、骨折、捻挫や筋肉の熱感のある炎症以外、脊柱管狭窄症や坐骨神経痛、脊椎分離すべり症、椎間板ヘルニアやぎっくり腰では例え急性であっても温める方が成績が良い為、当施設ではぎっくり腰では全部ではありませんが温める事が殆どです。そして、施術を終えると1回で「あれっ?歩ける!痛みが無い」となる方とは裏腹に余計に痛くなった感じになりその事にショックを受けて悲しみ立ち上がると「痛いけれど何とか歩ける」というケースと2パターンありますが、これはやってみないと何方に該当するかは分かりません。しかし、後者の謂わば「余計に痛くなった」と施術直後に感じた場合、その2時間後に劇的に緩解する事が殆どです。それに明らかに緩解を3歩も4歩も早める施術を行ったという過去の経験と沢山の事例での自負と自信が当施設にはありますので、自信を持ってぎっくり腰には当施設での施術はお勧めして居ります。また、ぎっくり腰になる方の証は肝虚、肺虚肝実、腎虚が多く、特に激しい腰痛は肝実なのか肝虚なのかを見破る脈診力が必要です。喫煙歴のある方の場合、肺が虚しての肝実は特に多いです。そして、喫煙によって気管支炎や肺炎、喘息等激しい疾患を患っている場合、肝虚肺実になって居り、肺経の陽を主る大腸経も実を見る事が多い様です。そして、キネシオテープで固定して返します。最後に湿布をプレゼントして最後です。もし歩いて帰る自信が無い方にはタクシーを即手配します。

足底筋膜炎、突き指、手根管症候群、バネ指、捻挫、腱鞘炎

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筋肉の挫傷に刺絡は有効である。手首や手の甲、足の甲などには通常の大きさの吸い玉は着かないので、口径1センチ程度の1号玉か口径2センチ程度の2号玉を使用します。パソコンを多く使用する人、けん盤を叩くピアノ奏者、には「手根管症候群」が多く、手首から掌への痺れ、知覚鈍麻に悩む方が多く居らっしゃいます。また、理容師や美容師、家事などで細かい作業の多い方は、手首から肘にかけての「腱鞘炎」を起こす人が多く、小さな吸い玉で痛みのある場所、痺れが取れない場所に刺絡します。そして、手首や掌等、痛みの強く感じやすい敏感な部位には美容鍼などで使用する短いタイプの更に細い鍼を用いて刺入して置鍼した後、透熱灸という、熱さを感じるお灸を痛み止めの為に行います。また、指先や手首に最適な細いタイプのキネシオテープを1巻差し上げ巻き方を指導し、日常生活での痛み軽減に努めます。

事例3右手首の腱鞘炎

患者70歳女性。若い頃から活発に動き回る事が好きな兎に角家でじっとして居られない性格で、ボランティア等、世話好きで手先が器用なため様々な細かい作業を行った結果、腱鞘炎発症。場所は総指伸筋腱と尺側手根伸筋腱。そして浅指屈筋腱、深指屈筋腱。病院で注射を週2回行い最初よりは良くなって居るが、まだまだ痛むとの事。1回の施術で手首を動かしてもあまり響かなくなったので、手応えがあったので週1回の施術。3か月でスッキリ完全に良くなった。と思ったら治った嬉しさから活発に動き回ってしまい、今度は転倒してしまい同じ右側の今度は撓側手根伸筋腱を傷めてしまい同様の施術。週1の施術でやはり3か月近くは掛かったが完治。施術法は腱鞘炎とほぼ同様。

足底筋膜炎足底筋膜炎は特に陸上選手などのアスリートが多く悩んでいる事が多い。整体マッサージ、カイロ、他の鍼灸院どれを試したけれども緩解せず、整形外科に言っても「安静第一」と言われて悩んでいた所、当院を訪れる。事情を説明し、刺絡を行う事に。「今まで行った事の無い施術法だったので不安もあった様でしたが、足底がきちんと伸ばせるのが分かり痛くなると必ず来院している。軽い痛みや違和感だと2~3回の施術で緩解。施術法は腱鞘炎とほぼ同様。

仙台近郊やそれ以外の方へ

当施設では誰でも気安くホイホイと施術を行う気は全く有りません事をお断り致します。施術は特殊なものであり、術者と患者様の信頼関係が成立しないと、効果が期待できないばかりか患者様も期待外れと嘆く結果となり、当施設でも施術に対して疑い深く否定的な方を相手にしている暇は残念ながら無いのです。その分、本来向けるべく施術を本当に受けたい患者様に対してのエネルギーロスにもなると多大な迷惑なのです。そうするとお互いの為にはならないのです。現在、当施設を気に入って下さって居る県内外の常客、顧客の皆様やそれらの方々の温かい御心添えご紹介に支えられており成り立っております。その方々にも迷惑と成りますので、信頼関係や良き関係を築く自信が無い方や迷惑を考えられない方の立ち入り、お問合せ、ご予約は残念ながらお断り致して居ります。まず、その事に理解が出来る方のみ施術を行って居ります事をご留意ください。施術は楽しいものです。お互いに楽しい時間にしましょう!お互いに良い時間を過ごしましょう!その事に共鳴できる方、その上でご興味がある方でしたら大歓迎ですので一見さんお断りではありませんので、どうぞご紹介無しの一見さん、初めての方でも大丈夫ですのでどしどしご予約お待ち致して居ります!