口内炎に悩む人は多いと思います。一回出来てまた別の箇所になどと言う事はよくある事だと思います。
通常の口内炎は「アフタ」とも呼ばれます。wiki口内炎参照→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E5%86%85%E7%82%8E
アフタとは潰瘍全般を指す言葉ですが、
口内炎の度合いなどに依ってアフタと呼んだり潰瘍性と呼んだりするらしいです。
口内炎の一般的に言われる原因は
①口内が不潔。ばい菌が多い。
②口腔粘膜を傷つけて起こる。
③胃腸の調子が悪い
④唾液の出が悪い
⑤歯の咬み合わせが悪い
⑥栄養不足
⑦疲労が溜まって居る
⑧口腔粘膜が腫れぼったいか常に浮腫んでいる
⑨免疫疾患や病気
⑩薬の副作用
などでしょうか?この中で一番多い要因は②と⑤じゃないでしょうか?そして⑦ですかねぇー!?
特に歯の治療の後や入れ歯を変えた後などは咬み合わせが変わり
安定せず、ガチっと噛み合うスペースが不安定になり結果口腔粘膜や舌を噛んでしまいます。また。⑧の口腔粘膜が腫れぼったかったり浮腫みがあると
歯に対して口腔粘膜が微妙にはみ出し咬んで傷付くシチュエーションが出来るので口内炎になる機会が増える訳です。しかもこの様な場合の口腔粘膜は張りと引き締まりに乏しく
ブヨブヨっとして居るので余計に咬み易くなる訳です。②の口腔粘膜を傷つけて起こるのは咬む事の他に歯磨きの際に歯ブラシを当てて傷つけてしまった場合や
魚の小骨、爪楊枝を使用した際に間違って口腔粘膜を傷つけてしまったなどがあげられると思います。
傷ついた口腔粘膜はやがて潰瘍が出来て修復し寛解に向かいます。どんな口内炎でも必ずこのサイクルを辿りますのでなるだけ傷口が小さいうちに早目の対処が大切になります。
①の口内が不潔だったり雑菌が溜まって引き起るというものの原因は大概の場合「歯磨きが雑」な事が殆どだと思います。
プラークと呼ばれる歯垢の事ですね。歯の垢、汚れですね。これが物凄い雑菌の超温床となるのです!
歯垢wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E5%9E%A2
歯垢「プラーク」を口内から少しでも減らす
「プラークコントロール」が何よりも大切です。また、ただでさえ、何も物を食べなくても人の口腔は雑菌の温床と成って居るので時間が経つと口内は不潔な状態となります。
口内炎が出来ている時は意識して食べた後以外でもマメに歯を磨いたり口を漱いだりする事が大切です。また、口を漱ぐにしてもうがい薬を必ず用いて殺菌に務め
ダメージを受けている口腔粘膜は雑菌を跳ね除ける力が落ちて居るのでマメに口内を清潔に保つ事で
負担を少しでも減らす事に繋がり結果、回復が早まります。
塩水などでうがいするのも粘膜修復と殺菌効果の意味でよいでしょう!
そして他の項にもある
⑥の栄養不足は主にビタミンB2の不足が良く言われて居ります。
偏食等、偏った食事が続いたときなども口内炎が引き起ります。この様な時には錠剤のチョコラBB等、
ビタミンB2の摂取に務める事が必要です。
また、ビタミン不足が原因ではない口内炎の場合も口腔粘膜の再生に大切なビタミンB2をより多く摂取する事が必要です。
⑦の疲労が溜まって居る場合、殆どの場合には「寝不足」が原因でしょう!栄養もしっかり摂り特に思い当たる事がないけれど
口内炎ができやすいという方は案外この「寝不足」が多いものです。
ダイエットを実践中の方も口内炎が起こりやすい状態にある
ダイエットなどで筋トレやジョギング、栄養制限食事制限などを行なって居る方は常に身体は疲労状態、寝不足状態に落ち居て居る方も多く
口内炎を患い易い状態にあります。所謂身体に無理の状態を強いるのがダイエットです。
もし、口内炎に掛かってしまった場合には疲れが原因であるので、
睡眠を少し増やしてダイエットは続行と言う策が望ましいと思います。
口内炎が出来やすいと言うのは何らかの負担が身体に掛かって居ると言う事です。ダイエットの無理を減らし効率を上げる意味でも
口内炎をダイエット時も一つの目安にすると良いと思います。
少々、口腔粘膜を噛んだくらいでは抵抗力が強い場合は口内炎は直ぐには出来るものではありません。
睡眠時間が普段3時間~4時間くらいの方でいつも慢性的に少し披露して居り口内炎が頻繁に起こる方はこの「寝不足」が一番の原因の事が非常に多いです。
睡眠時間を7時間摂ったらあれほど酷かった口内炎が1回の睡眠で大幅に回復されたという方も多いと聞きます。
それ位睡眠て大切な事なんですね。思い当たる方は意識して「睡眠」を優先してみましょう。当然、複合要因で起きますので、
口内の清潔やビタミン補給等も忘れずに!また、口腔粘膜でその様な状態と言う事は全身的にも同じように
抵抗力が下がって負担が掛かって居るという事ですので、一つのサインにしましょう。
口内炎は場合によっては「口腔がん」の場合もあるので脅かしでも何でもなくおかしいなと思ったら早めに耳鼻咽喉科、口腔外科、歯科の受診を!
口腔がんはアフタと違い、不規則な形だったり盛り上がって居たり痛みがそれほどなかったりまたは口内炎と同じような痛みがあったり素人では見分けが尽きません。
また、口腔粘膜は頚部や頭部のリンパ節とも近く転移しやすいのです。リンパ節に転移すると流れに乗って瞬く間に全身に広がります。
リンパ節wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E7%AF%80
口腔がんwiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%85%94%E7%99%8C
舌癌wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%8C%E7%99%8C
口腔底癌wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%85%94%E5%BA%95%E7%99%8C
なので「おかしいな」と思ったときには早めに耳鼻咽喉科、口腔外科、歯科の受診が先決です。口腔がんの主な原因も喫煙や飲酒、口腔粘膜への継続的な刺激(歯の咬み合わせが悪く
入れ歯や歯などが絶えず当たり、刺激を受けて居る状態)なども多い原因です。まずは自分に出来る事から気を付けましょう!
胃腸の調子や消化器疾患、胃や腸、肝臓や膵臓など消化器の癌などで口内炎が出来る場合は通常の口内炎のレベルではなく、沢山口腔内に出来て食事が摂れなくなる事も有ります。
そして、これは私の憶測であまり科学的には立証されて居る事ではありませんが、近年、パソコンやスマホ、それに伴ってイヤホンで音楽を聴く事が多くなり
脳を使うのに神経を使うのに頭から上の神経を集中する事が多くなり、上気気味となると下半身が不安定化します。一方、上半身の力を下半身に分散したいのにも関わらず
分散できず口の周りだけで振動を処理する事になります。これは「振り子の法則」に考え方が似て居ります。全て振り子の法則です。振動の波の考え方です。
wiki→振り子 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E5%AD%90
そうすると背骨は一本ですから体全体のバランスを取る機構が崩れます。そうすると口に力が入り易くなります。結果咬み易くなります。それに、歯並びも背骨1っ本で
変わる、歯を抜いたりすると入れ歯にすると姿勢が変わったり肩こり腰痛が起こる位です。それ位、口の中と顎の力、噛み合わせと姿勢、背骨は密接に関係があるのです。
東洋医学的には口腔など口に関わる事は「脾経」が主りとなってます。さて、ここで同じ「口腔内」に於いても津液の事でしたら腎の主り粘膜表面の事でしたら肺、粘膜内の肉の事でしたら
脾という風に分類される訳です。また、意外に臨床的に多いのが口内炎は「心」の変動の事が多いです。
心の経絡を口内炎で使用すると上手く行く事が多いです。
これらの関連がどの様な関連か、考えられるものは
①純粋に心の熱のため心経を使い清熱した
②心経は土経である脾経の親経に当たる火経の為、純粋に脾虚の気の調整が達成したため
③舌は心の主りのため何かしら関係がある
④心の相克を受ける「肺」は口腔粘膜等、粘膜の主りでもあり心の火の力が何かしら肺の金を傷つけ「火克金」のためなのか?などです。
また、
通常、脾虚の場合、親経を使用する場合、君火である心経を使用するよりも、家来である相火の心包経を使用する事が多く、
心包経は副作用や誤治反応のリスクも低く、用いやすい経絡です。
一方、心経は上手く使用すれば即効的に良く作用し、
一発間違うと取り返しのつかない結果となってしまう経でもあるので注意が必要です。
こんな言い方は適当ではありませんが、
誤解を恐れないで分かりやすく言えば心包経はローリスクローリターン、心経はハイリスクハイリターンと言ったところでしょうか?しかし、
そもそも論、厥陰経と少陰経の違いがあり、違う経と言う事も意識しないといけません。
一般的には口内炎は陰虚内熱が多く、
脾胃の熱ですが、それと関連する肝腎の働き、そして肝腎は清熱を主る訳ですのでそれ等との関連の脾と言う風にも考え、次いで
便秘なども大腸の内熱により口内炎ができやすくなります。
また、風邪で熱がある時なども口腔粘膜がふやけ、
おまけに喉や鼻からの雑菌が非常に多い環境にさらされるので口内炎ができやすく、
しかも熱により口腔粘膜の感覚がマヒして、噛んでしまったりしても痛みが感じない状態で、
しかも口腔粘膜が熱により腫れふやけるのでより一層咬み易いシチュエーションに見舞われ、
何度でも噛んでしまう事がありいざ熱が下がるとお口内炎だけが綺麗に痛みと共に残るという事もとても多いです。
なので、口内炎は複合要因で引き起るものが多く、
噛んだり口腔粘膜を魚やお肉の小骨や歯磨き時の歯ブラシ等で傷つけた場合の直接的要因と栄養不足と口内不潔、
内臓内熱による間接的容認により増長因子となりあくまで複合要因として引き起ると考える事が妥当でしょう!また、
元々陰虚内熱傾向の方が寝不足によりより内熱を生じた結果、
体質的要因により口内炎が慢性化し、
また、同時に歯磨きなど行う回数の少なさが災いして口内炎が長引いている人も多いでしょう!口内炎は口臭を伴う事も多いでしょう!いずれにしても口臭も口内炎も内臓の熱が
考えられます。
仙台市近郊仙台市で鍼灸院をお探しの方へ
まず疲れを溜めない事です。そして質の良い睡眠をきちんと摂取する事です。
疲れて居る方、便秘の方、美味しいものを食べ過ぎて、お酒を飲み過ぎて脂肪肝や糖尿になり肝臓や膵臓、そして胆のうに石が溜まる胆石になったりすると
内臓に絶えず熱を持つ格好になります。
胆石wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%86%E7%9F%B3
また、喫煙の習慣が多くなると
肺に熱を持ちます。しかし、喫煙の習慣を決して擁護する訳ではないのですが、喫煙は一時的に唾液の量を増やすため中には口内炎が減ったと感じる人も居ると思われます。
それは人工的に唾液の量が増えたり活性酸素によるものではないかと考えられますし喫煙はその他のリスクの方がはるかに多いため喫煙の習慣はやめた方が良く
口内炎になり難いからと安直な考えで喫煙習慣を身に付けてしまう事はその他口腔がんや動脈硬化などの取り返しのつかない
リスクを高めますのでやめるべきです。
動脈硬化症wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E8%84%88%E7%A1%AC%E5%8C%96%E7%97%87
血管疾患wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%AE%A1%E7%96%BE%E6%82%A3
当施設の鍼灸は生活習慣をきちんと見直して居る場合においては継続する事で数値が格段に良くなって行きます。
また、不摂生をそのまま繰り返して居る方は何の効果もない事をまずご了承ください。それは鍼灸の特性上、自己免疫異常の働きはしないからという理由に他なりません。
しかし、きちんと努力を続けて居る方は当施設で行う鍼灸の回数が多ければ多い程、結果にすべて結びつきます。そして、鍼灸を行わない場合と比べるとはるかに
効果の出る速さが変わって来ます。良い方向に動く力に拍車を掛けパワーが増します!
そして、睡眠の質を上げるのにも鍼灸は有効です。疲れた時には土田はり灸院にどうぞお越しください!お電話ご予約お待ちしてます!