例えば肩凝りのタイプと言うと皆さんはどの様に解釈されるだろうか?恐らく、

「どちら側に骨盤や背骨が歪んでいる」だの「肩甲骨が凝るタイプ」とか「猫背の肩こり」「目から来る肩こり」などと考えるのが普通でしょう!

それに肩こりも内臓由来や風邪を引いてなどという事も多い。また、筋肉疲労や筋肉痛に依るものも多い訳ですが、その様な分類ではなく、じゃあ、東洋医学的な分類

と聞かれると困る人が多いのではなかろうか?

当施設など東洋医学的な経絡を中心に考える鍼灸院などでは東洋医学的「五行」や臓腑に当てはめると「経絡のどこが弱っている為に起こる現象なのか」と考え

施術の道筋を立てる事が普通である。敢えて患者様目線で解り易い様に「どこどこの筋肉が」などと細かく説明する事が多いですが、

逆に「東洋医学的な診立てや施術の道筋を立てる事」は患者様には出来ない未知な分野でありそこを解決してあげる事こそもっと重要な事ではないか当施設では考えて居る。

また、雑誌や様々なサイトなどで東洋医学的な体質分類についても「やせ型」とか「水太りタイプ」などと表現するのはあくまで素人の皆さんに分かりやすく説明するためであるが、

その「東洋医学的分類」などの主流となっている中国医学の中でも「漢方薬」などを中心に考える体質分類が掲載されている事が殆どだ。

しかし、当施設で行われる気の調整はそれとはちょっと違う。

何故かと言えば、鍼灸の中でも日本で長い間発展した伝統的な鍼灸医学はあまりその様な分類をせず、五臓六腑の経絡を結び付ける経絡的分類を中心に行われる事が多い。

それは日本が

鍼灸の発展の際に6世紀半ばより鍼を用いた「医者」として人々の身体を診るにあたり体の弱い部分を見つけて

方針を決めないと行けず、漢方薬などがまだ無かった時代にはその様にして人々を

診る必要があったし、痛く無く効率的なのだ。それが現代に行われている経絡を中心に考え施術するスタイルである。あくまでこの方法は脈を診て一番弱い臓腑を見つけて

そこに「補法」という気を補う施術所謂「気の調整」を中心に考え

五臓六腑のバランスを取る事を施術の中心に考える。当施設での気の調整はこの方法で行われる。

なので現代医学的な鍼灸が普及した今の時代にその様な考え方はあまり流行らないのかも知れない。

しかしとて、逆にその様な時代だからこそ現代医学には無い側面からも病苦の原因を探り当てる事が出来ると考える。

その様な意味ではあくまで正しい経絡的な気の調整は需要があるのでは無いかと考えて居る。

実際、患者様からどこの内臓が弱かった!?などと嬉しそうに良く聞かれる。で、「いつもは

脾虚で胃腸が疲れて居る事が多い様ですが、本日は肺虚証ですね。鼻や喉が調子は悪くは無かったでしょうか?」

と聞きますと、「ええっ!?どうして判ったんですか!?実はこの季節花粉症が酷くてずっと落ち着いては居たのですが昨日位からちょっと酷いのです。脈で判るんですか?

凄いですね!」という感じである。きっと殆どの人が、面白そう、と思う筈である。

当施設でも行って居る気の調整の時の患者様との一コマである。また、同じ肩凝りにしても経絡的な分類は楽しいし分かりやすく理解しやすい。

例えば肩凝りは肺の変動の事が多い。その様な時には経絡的な気を扱う私達は「肺虚証」や「肺実」などと言ったりします。

しかし、中医学の方や漢方薬などの方は「肺気虚」と言ったりします。また風邪などの「表虚証」などでは「桂枝湯証」

実証には「葛根湯証」とか風邪などの表実証には「麻黄湯証」などと漢方薬の名前の証を言ったりするのです。

気逆型の肩凝りもある。のぼせ型もある。

逆上せ型だと腎や肝の変動が多い訳である。この場合、私達ですと「腎虚証」や「肝虚証」「肝実」などと言いますが、

中医学では「腎陰虚」や「腎陽虚」「肝腎陰虚」「肝鬱気滞」などと言ったりします。

しかし、現代医学とは違い、何処何処が悪いから何処何処の内臓という紋切り型

には考えない。そう考えると公平な中立な気の調整の先入観や偏見、決め付けの原因となり、

正しい気の調整が出来ない。

なので病名や症状は参考にし、それらの寛解をだ第一に考える事には違いないが

い急がば回れで冷静に気を調整してこそ寛解が順調に行われる事を

常に肝に命じて居ります。

仙台近郊やそれ以外の方へ

気とは東洋医学では身体の免疫力や自然回復力を指す。

これらが体表の手首や足首そして背中のツボを利用し、僅か1.2ミリの又は皮膚に接触するか

しない様な鍼で身体全身の体調を整えたり体質改善をしたり、または何十年ぶりかで

長年の慢性病から解放されるのだから。

皆さんもご興味があれば是非、当施設までお越し下さい。