鍼灸の効果が出るのはどうしても個人差があります。
鍼灸に対して「どのようなイメージを望んでいたのか」
によって感じ方が変わるものです。初めての方だと大体の方が「痛い」とか「怖い」など
と思ってお越しに成ると思います。当施設ではなるべくその「怖さ」と「痛さ」をマイルドに和らげる様な施術に務めておりますが、
ぎっくり腰などの場合は兎に角緊急事態とあって
「助けて!」と来る訳ですから何としても結果を出して返さないといけない訳ですので、その様な場合には患者様のご同意の元
多少痛くとも結果を出す様な強硬策を取る事が多いです。しかし、その中でも
痛みを感じる方とそうでない方が居るのです。また、それでも回復には個人差があります。これは病院でも何処だって同じことです。
なのでその辺りが個人個人の差や考え方や感じ方が影響する点がなんとも難しい所なのです。
当たり前の事ですが、当施設は患者様からよく症状をお聞きします。
患者様は何でもないと感じて普通にお話しされる中に、実は「重篤」な症状が隠れて居たりする事があります。
その様な「発見」が仮に遅れたり見逃してもそれは法的には鍼灸師の責任の範疇では無い訳ですが、
なるべくならばこちらの知り得る範囲でもし発見したならば
早めの医療機関への受診をお勧めした方が良いと考えて居ります。
それに鍼灸の長所とは素肌を出す分、悪い変化を発見しやすいという利点があります。
その様な長所を存分に生かそうと考えて居ります。また、
当施設ではコミュニケーションをとりながら会話の中でよく症状をお聞きする事に務めて居ります。
患者様は「雑談」だと思って面白おかしくしゃべって居る中にも
実は症状解決のヒントが隠れて居たりします。例えば声のトーンやツボを間違うと声の質が悪くなって来るのを誰も知らないと思います。しかし、その様な事を
しっかり、目から耳から観察して居ります。「忍者」ですよね。(笑)。
ちょっとだけ話を脱線して私の特技の自慢話をさせて下さい!この場をお借りしてすみません。と言ってもそこまで大した事ではないですよ!(笑)。実は
私はもともと耳が良く、人が聞こえない様な周波数まで聞こえる事が良くあります。
耳の感覚が鋭いのでしょうね!
特に10代の頃は消防自動車や救急車が何処の病院や消防署の車両かが音を聞いただけで分かったりした事が特技でした。
そして、CDを聞くと何処のレーベルで発売したのか
オーディオの音だけで何処のブランドか分かったものでした。音や音質にはうるさかったです!
それを今の仕事にも生かせてるという事ですね!東洋医学の五行にも音階と言うものが証の判別の指標となりますが、これもあくまで目安に留め
私の場合はツボが合って居る場合は声が澄んで綺麗に通るのですが、ツボを間違えると濁ってガラガラ声の雑音状態に成って居るのです。勿論そんな事は言いませんよ(笑)。
人によっては激しく咳をします。本当はそうしてはいけませんけどね。直ぐに元に戻せます。そんなこと患者様は分からない筈です。しかし、こちらでしっかり分かって居る
事、把握して居る事が実は沢山あるのです。なので何気なく大した事ではないと感じる施術でも当施設の場合は重要な内容のものもあります。決して無駄な施術は無いのです。
症状を聞いて脈を診て居ると大体見当がつくものですね。言い当てる様な事はしませんが、大体、観察したものとお話をお聞きするのとで見当がつくものです。
なので、言い当てるつもりは全くありませんが言い当ててしまう事だってある訳ですね。その様に道筋を立てて患者様に接して行きます。
そして、患者様が何を言わんとして居るのかを察する事に全力を注ぎます!
なので症状と愁訴をきちんとお伝え頂く事がとても重要な事です。その伝え方、伝える時のしぐさや心理面もきちんと見て居ります。
怒った感じで伝えるのか、悲しい声で伝えるのか、普通なのか、それらを伏せて伝えて来るのかそれでもストレスにどれだけ当施設は脈疲れているか
また、それと五臓を結び付けるのに役立てる事が出来るからです。
そして、よく患部を観察します。盛り上がって実して居るのか凹んで虚しているのか、顔色やお身体の色はどうなのか目でよく見ます。五行の五色で何に当てはまるのか
これを望診と呼びます。
聞診とは音や臭いですね。体臭や口臭など得てして嗅ぎませんよ(笑)。大丈夫です。しかし、自然に接して居て腐れ臭い息の方や
生臭い口臭、そして焦げ臭かったり脂臭いと形容する様な東洋医学特有の「五香」を感じ取る事、これも聞診の一つです。
そして切診と言って触診などをこう呼びますね。切経などと呼びます。
患部を経絡に沿って触診させて頂き、実か虚か、または凝りの硬さや形状をチェックします。それでお身体の状態、若しくは愁訴に対しての
施術方法を決めるのに直接的に大切な事です。それで鍼の太さや鍼を留置するか単刺かパルス通電を行うか艾でお灸を行うか
温灸のイトオテルミーを行うか灸頭鍼を行うかまたは刺絡を行うかなどを決めます。
施術家は何よりも「安心感を感じる手」を作る事が第一歩です。施術家になって間もない頃は患者様に見抜かれます。
患者様はお見通しです。慣れた手なのか施術に成れていない手なのか、患者様はそわそわした手、いやらしい手、患者様に対して冷たい手、患者様を見下して居る手
は1回目触れた瞬間から分かるものです。この「手」を作るのに私達鍼灸師は鍼灸師なりたての頃は苦労させられます。鍼を色々なものに通したり、正しいフォームを練習したり
マッサージを兎に角揉んで揉んで揉みまくりなさい。そして一回手を壊してから施術家の手に成る事が出来ると教わりました。最初の頃は親指の母指球が熱を持って痛くなるまで
揉まされました。また、鍼の指先はマッサージとは真逆の持ち方をするので、押し手を毎日自分でお風呂に入った時に矯正したり自分で鍼を刺したりしながら
いつの日かオールマイティーを手に入れる事が出来るのです!そんな訳で施術家は「手」が大事です。私たちは手で食べて居る様な物です。しかも私は経営者でで私のhand一つに
掛かってます。怪我をしては大変です。
私も手には相当の保険を掛けて居ります。
そして当施設では脈診を重要視して居ります。脈診を中心としてお身体の状態を把握するのに有利です。
しかし、脈を診るから問診しないで良いという訳では当然ありません。しかし、良い脈状と言うものがありそれに近づける努力をします。
脈診で経絡を整えたからと言って直ぐに変わる事も多く、その接触鍼の凄さに驚く方も多い様ですね。やはり経絡を整えるという事は凄い事だと考えて居ります。
しかし、個人差や症状の重い場合と軽い場合、またはこちらで好転して居る事がいくらわかったとしても患者様が何も変わらないと思って居る事も多い事でしょう!
しかし、今経絡を整えたという事はこれから徐々に効き始める訳で個人差があります。直ぐに変化が出る事も多いです。しかし、
遅い人も多いです。リスクが多い方ですと勿論1回では無理な事も多いです。
なのでしかもお酒を飲む事が習慣だったり不摂生が多い場合にはそちらが勝るので
まずは「生活習慣の見直し」が先決になります。その様な方も居ります。
これは鍼の上手下手や鍼の施術の問題ではないので
自分で改める点は改めていかないといけないことを示唆します。その上で「どう取り入れるか」というお考えの方の方が鍼灸の良さを実感できると思います。
その様な方は是非土田はり灸院では大歓迎です!どうぞどうぞ!お待ちしてます!
仙台近郊やそれ以外の方へ
いかがでしたか?当施設ではこの様な考えで施術を行って居ります。そして私自身、患者様に行う施術は自分の体でも全て体感済み、経験済みですので
安心して責任を持って提供しているつもりですのでどうぞ全てお任せください!健康や鍼灸を取り入れる事に対して前向きなお考えの方大歓迎!
その様な方にはお役に立てると考えて居ります!是非、仙台の鍼灸院土田はり灸院を是非あなたのものにしてください!お電話ご予約お待ちしてます!