誰しも病気やケガ、又は原因不明の病気や心の病等、願わぬ疾患や愁訴で悩んだご経験はお有りかと思います。

または、現在進行形でそれらと戦っておられる方、若しくは一生お付き合いする方等、

こちらも様々ではないかと思われます。

または、一度は良くなってもまた再発するものもあります。

そして、軽い風邪や擦り傷等の様に、掛かっても直ぐに回復するものもありますね。

badf613bac12ebc1fbca96dc1c43c8dd 300x249 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 症状が好転するタイミング

そして、軽い疾患だと思い込んで居たら、「今回はなかなか長引いて居る」とか「拗らせてしまった。どうしよう」などと言って少し慌てたりします。

一応、病気には原因と結果や炎症と回復など、一定の経過を辿ることはよくご存じの通りだと思います。

しかし、拗れぬ場合でも「もう少し早く」とか「ええっ?そんなに時間が掛かるの?」などと思ってしまうものさえあります。

例えば当施設では一番それを多く聞くのが「ぎっくり腰」の時です。

ぎっくり腰は徐々に症状が出てくるケースと一気に激しく突きつけられるケースとありどちらも回復までの掛かる時間は同じです。

激しい痛みが大体平均すると皆3日くらい続き、

その後、徐々に痛みの程度が和らいで行き、

6割くらいの痛みに成ると痛みはあってもそれ程心にはこたえないものです。

そして、本当に完治いう状態は2~3か月後という事に成ります。

しかし、大体は1月過ぎると痛いけれどいつしか忘れて良くなっている事が普通です。

しかし、それでも痛みが慢性的に残るケースがあります。

大体は背骨や腰椎に異常をきたしていることが原因です。椎間板ヘルニアなどですね。

このような場合だとぎっくり腰とはまた違った重度の痛みが3か月程度続くことに成ります。

しかし、大体4か月くらいすると完治する事がほとんどです。さて、そんな中、病気やけがの回復について

①なぜ施術や薬を飲むのか

②どこを目標に施術を行うのか

という事が大切になると思います。そうしないとただ漠然と行う事に成り成果が上がりません。

また、「思うような成果が出ない場合どうすればよいのか」という事も考えなくてはなりません。しかし、それを考える時に

五十肩やぎっくり腰の様なある程度炎症と回復がはっきりと証明されており、大体、これくらい施術を行えばこれくらい楽になる」という

納得し、理解できる風ならば全く問題はありません。それどころか、施術は精神的負担を軽くし、患部の治癒を早めたり痛みを軽減させる力があります。

やはりこのような場合は鍼灸を交えると3割くらいは回復が早くなるのではないかと思います。

一方、円形脱毛症やアトピー性皮膚炎など、長くかかるものもあるのです。

このような場合は同じく短期間で結果を出すことは難しい事に成ります。なので、まず、症状や状態

病気によってどれくらい時間がかかるのかという事があります。

円形脱毛症でも軽いものと重度のものとでは回復の期間が全く違います。

軽いものですと1月半くらいで完全に良くなるものもありますが、

重度になると3年から5年くらいかかるものもあります。

e55eca257fbf5d73096b1cba7bb9ce56 300x192 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 症状が好転するタイミング

若しくはそれ以上かかるものもあります。または、心の病などの場合、いろいろわかっていないことも多く、目標を何処に置くのかなどで変わってきます。

完治はしないけれど日常生活や日頃の気持ちやモチベーションが鍼灸を行う事で保つことが非常に楽という事であればこれはこれで大変素晴らしい有意義な用い方に成るのです。

また、東洋医学1本で行くのか、西洋医学も交えながら行うのかという問題も出てきます。

一応、日本で東洋医学の代表格である「鍼灸」は医療類似行為となります。

最終的な決定権や病名を付けることは医師以外できません。

ですので、日本の法律上、医師の診察の上で患者様の責任の上で鍼灸を取り入れるというスタイルが最も一般的です。

しかし、そのうえで西洋医学で診察が辛かったり思うような成果が上がらない場合、

東洋医学オンリーで鍼灸オンリーで何とかならないのかという相談も良く受けます。

その時はどの様な診察を病院で受けてきているのかまた、鍼灸のみで何とかなるものなのか、

どの程度までだと良くできてどの程度までだと不可能なのかを説明します。

こちらも患者様の責任の上でという事に成ります。

しかし、患者様が分からず言っていることもあるので、そのような時には病院での診察を進めるうえでも本人の意向に沿った病院を一緒に探してあげたりもします。

不思議なもので症状や病気は気が付かないうちに治ってる事ってよくありませんか?私は本音を言うと施術よりもそちらの事の方に興味があります。だって、どんな重度の疾患や事故でも

助かる場合とそうでない場合、または先ほども述べた通り軽くて早く治りそうだと思った症状が案外長引いたり・・・

shutterstock 570481045 300x94 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 症状が好転するタイミング

若しくは一生のテーマとして付き合っていくものなど、様々です。

遺伝的素因など科学で解明できるもの、これから解明されていくもの、若しくはもっと違った角度から捉えられるもの、様々ですね。

そして「その病気のおかげで無茶をし過ぎず行きすぎず守られているもの」

や「バランスが保たれている」ものってもしかしてあるのかもしれません。

しかし、その事は施術家も医師も他人にはわからない筈です。

しかし、確かにあるという人が感覚的には多いのではないでしょうか?

その辺りを大切にする事が一番大切ではないかと思うのです。なので私は今、患者様方と接する様、日々練習をして居ります。

そうすると人にも優しくなれ、また施術でも無理をして負担をかける事もなく相手も楽しいのではないかと思うからです。

勿論、施術で無駄なく痛みや症状を軽減させることは一番大切ですが、

それらが「なぜ故起こっているのか」という原因と「回復のタイミング」はどちらも人それぞれです。

そのうえで「この人にはこの患者様にはもし自分が施術などでお役に立てる場合どの程度までなのか、

何処まで行うのか、そしてこの患者様が一番求めていることは何なのか、早い結果なのか、

それとも「早く良くならないことは重々よくわかっている、その上で施術に取り組む期間を大切に過ごしたい」

と思っているのかでも変わってきます。その上で施術家が力になれることはごくわずかだと思います。

しかし、そのごくわずかのエッセンスが回復を早めるか否か、

その期間を有意義に過ごせるか否かのカギを握っていると思いますので、私はこの事に気を付けて意識して皆様と接するように心がけて居ります。

05b5bed4f9e51ee29d34ff16e5731415 300x259 - 仙台の隠れ家鍼灸院長の独り言 症状が好転するタイミング