例えば肩凝りのタイプと言うと

「どちら側に骨盤や背骨が歪んでいる」「肩甲骨が凝るタイプ」とか「猫背の肩こり」「目から来る肩こり」などと考える事が多いと思います。

当施設での様に経絡を中心に整える事を中心に考えると、

意外にも五臓の経絡の乱れが多い事に気が付きます。肩こりは肺経や大腸経の変動が多いですが、腎、肝経の変動により起こる肩こりも沢山あります。

日本で長い間発展した経絡を中心に考えるタイプの鍼灸は五臓六腑の経絡の流れを中心に施術が行われます。

気を補う「補法」と邪実を取り除くための「寫法」を中心に「気の調整」を行い

五臓六腑のバランスを取る事を施術の中心に考えます。補法とは気が弱い所を補う方法、寫法とは余計なものがあったり強すぎる経絡を取ったりする方法を寫法と言います。

また、脈診を中心に行い、脈、左右のツボの反応、お腹などを照らし合わせその状態を探ります。そして施術方針を立てます。

脈は季節によっても体調によっても変化します。

鍼灸はこの経絡を中心に考えるやり方と漢方薬などと合わせて考える中医学のやり方があります。

中医学と経絡を中心に考える場合はどちらも証や施術方針、そして八網弁証を立てて

方針を決めます。同じ症状の場合似て居る証が立つのですが、違う事も結構あります。

また漢方薬を中心に考える鍼灸ですと「桂枝湯証」「葛根湯証」「麻黄湯証」などと漢方薬の名前の証を言ったりします。

例えば、経絡を整えるタイプの鍼灸で「腎虚」と言う場合腎経と肺経を補う事が多いです。中には腎経1経の事などもあります。それをツボを観察し反応によって

用いるツボも変わって来ます。それを中医学では肺腎陰虚と言ったり腎陽虚、腎陰虚肝腎陰虚などと言ったりします。

経絡を中心に考える鍼灸の場合肝虚証と言います。

そして、どこのツボが反応が強いかで身体の状態を診る事が出来ます。

中医学では問診を中心に配穴が決まります。経絡を中心に考える鍼灸でも問診はしっかり行います。

しかし、最終的には脈の出来上がり方、ツボの反応を切診する事が大切に成って来ます。また、経絡を中心に考える鍼灸では身体の中の虚を見つけ出す事を最優先し、虚を補った後に瀉法を用いるべきか考えるのに対して、中医学では、虚を見つけ出すなどの考えは抜きに、証を決めます。

この辺りが違います。また、中医学では鍼の「響き」を大切に考える事が多いのに対して

経絡を中心に考えるタイプの鍼灸では浅めの鍼を中心に考える事が多いようです。

仙台近郊やそれ以外の方へ

当施設では経絡を整える優しい鍼を行います。

経絡は体表を巡ります。そのため深く刺す必要が無く身体の経絡を整える事が出来ます。肩こり腰痛以外にも身体の調子を整えるのに鍼灸は大変有効です。