よく「腰も肩も左側が全て悪い」とか「私は右肩と右ひざが痛い」などと言う人はとても多いですね。
考えられる事は「利き腕」なのでしょうか?若しくは利き腕を「庇った」という事で済ませて居る事が多いですね。
しかし、東洋医学的な特に経絡的に考えると「身体の左右はそれぞれ別の働きをして成り立って居る」と考える事をご存知でしたか?
面白いですよね。よく「長年の腰痛が左が痛かった筈なのに、半年位前から右側が痛くなった」という方を見ます。
それは直接的には一見、「庇っているうちに逆側が痛くなった」というもので済ませたりあまり深く考えなかったりする事の方が多いでしょう!
しかし、実はこの間に脈診をして居ると、左右の証が確かに昔とは入れ替わっているケースが殆どです。入れ替わる理由としては
①体のバランスを取る意味で自然に入れ替わるべくして入れ替わっている
事と
②左右どちらかに直接的なダメージがあり、それが体質的な部分にまで波及した結果、左右入れ替わって居る事
などが挙げられます。また、お顔の表情なども良く「左右同じ人は居無い」という事を聞いた事がありませんか?
例えばスケッチなどでお顔の絵やイラストを描く場合、通常、素人ですと左右同じ風に書くじゃあないですか?
例えば左右のまぶたが一重と二重で違う人も多いし、ほうれい線の溝の深さだって左右違います。それは表情が左右のお顔で筋肉や素肌が左右動かす筋肉が違う為です。
よくテレビや動画などで左右のお顔を同じシワや同じ大きさのお目目を繋ぎ合わせた結果、全くの別人になるというのを見た事がありませんか?
これだって経絡的には左右の働きが違うという事が言えます。表情のクセだって左右のシワや盛り上がりや吹き出物などから分析できるものですよ(笑)。
当施設ではそんな経絡的な体質などの要素も取り入れている新しいタイプのオリジナル美容鍼も行って居ります。
ところで、そうなると、「施術を行う際にも左右のツボって違うのではないか?」という理屈に当然ながら辿り着くでしょう!そうなんです。
東洋医学的に行う場合、特に経絡的に行う場合には左右使用するツボや経絡は違います。働きが違うので反応も違うのです。
増してや痛い場所にも左右さがある場合には顕著なのです。「ただ刺して置けば整う」訳ではないのです。左右虚と実違います。若しくは左右どちらかだけ行えば済む事もあります。
通常、男性は陽体なので陽気の旺盛な左側からの施術を行うのに対して、女性は陰体であるため、右側から施術を始めます。しかし、例外もあるのです。急性の病か慢性の病かでも変わります。また
女性でも左側適応側の人も居れば男性でも右側適応側の方も居ります。また、コロコロ毎回適応側が変わる人も居ります。
よく、「矯正」ですとか「骨盤の歪み」とおっしゃる方が居ります。歪んでいるからが原因ではなく「何故、歪む必要があったか」です。
怪我や事故等で、筋肉が硬くなって左右差がある場合には明らかにその事が原因な訳で経絡的には「何故、そこが怪我をする必要があったのか」という事が大切です。左右同じではありませんよね。
虫刺されなどで、弱い経絡などが刺されやすいみたいです。それは脈診を習って居た時も会長先生がおっしゃって居りその通りだと思いました。
刺される所って変動のある経絡に多いのは確かですよ。やはり刺されるという事は何かしらの理由があるのかも知れませんね。左右同じではない筈です。
何故そこを刺したのかなんて、蚊やアブなどの虫さんに聞いてみないと分かりませんね。恐らくこれは血液などの観測では無理ではないでしょうか?
フィーリング的要素ですからね。何かあるのだろうとは思います。、その辺りの研究も進むと面白いのになと私は思います。そこから新しいものが生まれてくると思います。
仙台近郊やそれ以外の方へ
経絡という概念、東洋医学的な考え方なので、ちょっと感覚的なものも多いのですが、時としてその方が長年の病苦を快方に導く事すら多いのです。東洋医学的な見解が出て来ると、今まで原因不明だったことも
「なるほど」と思います。そして快方に向かうと初めて当施設や経絡のファンになってくれます(笑)。
様々な病気や長年の不調で悩んでいる方や苦しんでいる方が身近に居りましたら、諦めず、是非、東洋医学的要素、経絡的な見解を見いだせる当施設にご相談ください。