腰痛や五十肩、股関節、肘回りなど、関節可動域テストを行い、

悪い箇所の特定や日常生活動作の制限等を見つけ出すことは、

我々、施術家は大切な事です。

屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋、回内、回外など、関節可動域のテスト法があります。

そして、患部に適したストレッチの提案や、何処のどんな働きの関節や筋肉、じん帯がどのように変化して居るのかを

見つけ、特定し、治療方針に結び付けていくためです。さて、その動く範囲を関節可動域と言いますが、取り敢えずは関節可動域の範囲が広がれば治療や施術は

成功という事です。患者様も喜びその結果を出すためには、治療家の腕や努力のみならず、患者様の協力があって初めて結果が伴うものです。

更に言うならばタイミングというものもあります。しかし、関節可動域が問題が無いのにも関らず、鈍痛が取れないケースも多々あります。特に腰痛症や股関節、ハムストリングスや

骨盤回り、臀部の疾患等では、ストレッチを行うとすんなり可動域は大きく検査法では異常無しにもかかわらず、腰痛や臀部痛、股関節痛を訴えるケースがしばしば見られます。

これは、関節の深部や深層筋、じん帯がもともと緩く脱臼しやすい、関節が抜けやすい、

今まで何回も関節が抜けた経験がある、脱臼経験がある等の訴えで見当がつきます。

もともと脱臼しやすい方は体質もありますが、鍛える事です。鍛える事である程度は防止できます。

しかし、正しい方法で鍛えないと却って逆効果です。関節は肩や顎が多く、スポーツなどでも肘、指などが多く、

股関節しっかりした関節は先天性の場合を除きよほど重症な交通事故以外には

めったに起こりません。経絡治療では関節が抜けやすい事も証を決めるのに決定的な所見です。

それで体質が分かります。

ところで、その関節可動域がきちんと柔軟でかつ、適度な張りがあって健康的で瑞々しいじん帯や腱、筋肉が柔らかい事と、緩んで張りが無い事で可動域が広く見えたり、

支えである関節やじん帯が弱いために可動域が広く見える事とは話が別です。後者では一見広い感じが、実は関節自体の際部分に堅いしこりや凝りが古くこびりつき、

鈍痛を伴ってるケースも多々あります。ここをきちんと見極めないと「関節は柔らかいのに腰痛が治らない」などという現象が起こります。

また、その筋肉に適合したストレッチを行っていない可能性もあります。

ドンピシャで効いてる感じがするのが正しく行われてるストレッチです。ピンポイントで伸びてないと意味がありません。

当院では腰痛や顎関節、肩関節等、その他様々な関節にも症状軽減の他にこの様な観点、考え方で治療を行って居ります。