よく東洋医学などでは副作用の無い漢方薬などが有名ですね。しかし、東洋医学というのは多岐にわたり、結構近年では漢方薬が東洋医学の代名詞のようにも思われがちですが

幅広くあります。その中の一手段として漢方薬(湯液)という事とないます。そして、鍼灸も東洋医学の手段の一つです。

よく、風邪の初期には葛根湯を飲むと速やかに効く経験を皆さんもされたと思います。

葛根湯は中以上の体格の人で汗が出ない悪寒や風邪の初期、肩凝りや首筋の凝りなどの効果的です。

さて、風邪の初期とは鍼灸ではどのように解釈するのでしょうか?

風邪が浅い箇所に居る場合は陽の経絡、特に太陽経という経絡に風邪が入ります。正確には足の太陽膀胱経や手の太陽小腸経と呼びます。

大体、この辺りの反応を見ますと、風邪の寒気の原因の反応が浅く出て居ります。ここを浅めに処理する事で、風邪の初期の症状は

取れます。これに葛根湯を飲めば完全に一晩寝れば次の日の朝には何事も無かったかのようにスッキリと治ります。また、風池穴などは、もう少しだけ進んだ風邪の時に

風邪の風が溜まる池という事でこの名前が付いたツボなくらいです。

これは鍼灸の中でも当施設の様に脈診に依る経絡治療という方法をしっかりやった人だと理解出来る事ですが、あまり知らない人だと信じられない事だと思います。

私もこれに感動して脈診道に入りました。という事で、風邪が体内に侵入するという古来の考え方も捨てがたいという事が良くわかりました。

なので、風邪の予防も薬やウィルスの考え方も大切かもしれませんが、抵抗力や免疫力の観点、予防の観点より当施設ではこの経絡に邪が侵入するという古来の考え方も

取り入れる事もお勧めして居ります。現代医学的には体表のバリアや自律神経とのつながりなどを言われている体表の反射ですが、古来の人はそれを経絡と言い、気の通る道筋

と考えました。この様な考え方に興味を持つのもコロナ以降の生き方と考え方としていかがでしょうか?