腰痛で「坐骨神経痛」は良く聞くと思います。座っていると坐骨部分が重苦しい感じがあったり痺れたりします。

大抵は「椎間板ヘルニア」で軟骨が神経に触れ、その神経走行上の臀部~下肢が鈍痛や痺れがあったりするものです。

また、

①椎間板ヘルニアの予備軍の状態で「もう少し無理すると椎間板ヘルニアになりますよ」という状態や

②以前、1回でも椎間板ヘルニアをやった場合や、

③年や椎間関節の老化により椎間関節が狭くなっても同じ様に坐骨神経様の状態になります。

ここで言う「老化」とは決して骨年齢や年を取ったという意味だけではなく、

スポーツ選手などで1か所を酷使する方の場合は、骨の変形著しくこれも骨の「老化」に入ります。

決して骨が弱いから老化では無しに、鍛える筈が強くありたい筈が

若くありたい筈が酷使し過ぎての老化という事になります。

酷使し過ぎは如何に体を弱らせるかという事で要注意です。

その他に坐骨神経痛の原因としては

④脊椎分離症

⑤脊椎すべり症

⑥脊柱管狭窄症

などがあります。何れも神経の出口付近で骨が神経に触れたりして坐骨神経痛を引き起こします。またもう一つあまり聞き慣れないもので

⑦「梨状筋症候群」

と言うものがあります。お尻の筋肉は大殿筋という筋肉が臀部を覆っていますが、

更にその深い所に「梨状筋」という筋肉が存在します。その梨状筋の辺りは坐骨神経が太くなる辺りですが、

梨状筋が硬くなったりして神経に触れると坐骨神経痛を引き起こします。

腰椎が問題無く坐骨神経痛が引き起こされている場合にはこの「梨状筋症候群」の可能性が極めて高いです。

この様に坐骨神経痛の原因はいくつか存在します。なので「坐骨神経痛」が原因ではなくて原因があってその結果坐骨神経痛が引き起こされるのだという

考えが正しいと思います。

坐骨神経痛は何処が痛むのか?

主に「坐骨結節」という座った時に硬い「坐骨」部分が痛くなります。

坐骨神経痛で他の部分が痛くなる事は無いのか?

しかし、臀部でも股関節の脇の辺りや、お尻の上の辺りが痛む上殿部などが痛くなる人も多いです。また、太ももの後ろ側から足に沿って痛む人も居ます。

これらは全て通称「坐骨神経痛」で処理されます。しかし、厳密には痛む部位によって神経が違うのです。

臀部でも脇殿部と言いますか、股関節の辺りが痛くなる人はとても多く、また、お尻の上の辺りが圧痛があるという人も多いですが、これは何が原因なのでしょうか?

それは腰の神経は「腰仙骨神経叢」という多数の神経が枝の様に出ており、足や太もも、臀部などの各場所に流れております。

丁度、股関節の辺りやお尻の上は「中殿筋」という筋肉が存在する所です。ここは「上殿神経」という神経が支配をしております。上殿神経は腰椎の4番、5番、仙骨の1番

の3か所からロープのように連なり合わさります。そして、中殿筋などがある上殿部まで流れ着きます。なのでこの腰の4番、5番、仙骨1番の何れかがこの上殿神経に触れている場合

上殿部や股関節の辺りが重苦しくなるのです。なのでいくら筋肉だけを丁度、マッサージしたり鍛えたりストレッチだけをしても緩解しないのはこの理由からです。

じゃあどうすれば良くなるのか、そうです、神経の巡り、循環を良くする事が大切です。しかし、マッサージやトレーニング、ストレッチだって少しずつ行い、

筋力をつけて行く事は大切です。

①骨に負担になる動きを長時間しない事(前かがみな仕事は背中を伸ばしながら行うなど)

②ビタミンB12などの神経の栄養となるものの摂取(野菜、果物など)

③腰を冷やさない事(神経や血液の循環を良くする事が大切)

④長期的には負担にならない程度に運動を心掛ける(足腰の弱りは坐骨神経痛の原因でもある腰の老化に繋がる。酷使、過度にならない様な適度な運動を)

鍼灸はどうなのか?

鍼灸は上殿部痛などで苦しい時、かなり楽にしてくれます。

鍼は痛みを遮断する物質を脳から放出してくれる生体機序を利用した優しい施術です。痛みのあるうちは続けて施術を行うと早く緩解します。

お灸やホットパックは痛みで敏感になって凝りが生じた部分に神経を太く流れを良くする事で痛い部位にはかなり良い事です。

坐骨神経痛、上殿部痛、腰痛症は1回で痛みを取ろうとはせず、コツコツ緩解させていく姿勢を持ちましょう!

焦らずに身体が「休みたい」と言っている時に起こるのだという事を忘れずに・・・

腰は怒りや我慢などがピークに達した時やセカセカ忙しい時に限界を超えた時に起こりやすいものです。

自分の心がどんな状態を見直す機会だと思って痛みと付き合いましょう!

仙台近郊やそれ以外の方へ

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