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kakuzyouzyou - 手足の冷え
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手が冷える場合、足が冷える場合、手足両方が冷える場合、体の体幹や内臓が冷える場合、胃が冷える場合、下腹部が冷える場合など原因は様々であり、中には冷え性では無いものも隠れております。

特に内臓の冷え、お腹や胃、下腹部の冷えは冷え性ではなく別の病気が隠れて居ることもしばしばです。まず、その辺りの鑑別と、どのタイプの冷え性なのかを診ていきます。

手足の冷えは基本的に東洋医学経絡的な考えでは、主に体を温煦したり活発に動き回る陽気が足りない事が原因で起ります。陽気とはどのようなものか説明しますと、東洋医学では気の衛気、営気、元気、宗気の4つの気に分類されます。

それぞれの気が推動作用、気化作用、防御作用、温煦作用、固摂作用、営養作用などの働きがあります。これら、気血営衛の働きが満足に働いて居ないと冷え症になってしまうと東洋医学では考えます。気虚や陽虚が最も多く、中には血虚によるものもあります。血の変動に依る冷え性は主に婦人科系から来る冷え性が多いです。

主に肺、脾、腎が特に深く関わって居ると考えられます。また、このうち「元気」は先天の元気と言われる親から引き継いだ元気もあると考え生命活動の源ともなります。腎の臓が関係して居ります。

また、血虚に依る冷えは肝と脾が多く関わって居る事が多いです。内臓には内熱があると口内炎が出来たり髪の毛が抜けたりアトピー性皮膚炎などがおこりますが、内臓に内熱して居るにもかかわらず身体は冷え症の人を多く見かけます。

まさに典型的な表裏のアンバランスを招いて居る典型です。これは内臓の中の熱が籠り滞ったために表まで気が巡らないために引き起ります。これらを当施設では脈や腹、手足の主要な経穴、経絡などを中心に拝見し診察して行きます。体質が改善するまで根気よく続けることが大切です。

さらに、手術後や怪我、椎間板ヘルニアなどにより末端や古傷の巡りが悪く部分的に冷たくなる事も多いですが、これは体質的、怪我的どちらからの要因でも考えて行きます。

食事は重要で体を温める陽の野菜、冬野菜や根菜類等を多く摂取し体の体温を上げる事、温泉などの入浴機会を増やす事、筋肉は熱を作り出す作用があるので筋肉量が少ない人は筋トレを行ったり体力が充実している時に定期的に時間を決め薄着などをしたり日光浴をして皮膚を強くする、または腰や背骨のそれぞれの急所を上手く見つけ、そこにホッカイロやホットパックを使用して常に温めて置くなど自分でもできる事を実行してみる事も大切ですね。

また、原因はともかく冷たい所を温める事は基本的には良い事です。それで温めて気持ち良い場合には尚の事温めた方が良い事が多いのです。そのような時はそれだけ身体が温める事を求めて居るのです。気の循環が悪くその結果血行不良により冷え症が起こります。


最近は熱中症が増える一方で夏でも寒がる人が増えましたがそれだけ陽の気が様々な環境で虚損されて居るのかもしれません。ホッカイロは大体5月くらいにはドラッグストアでは見かけなくなりますがその内もしかしたら夏でもお灸と同じ理屈で冷え性対策にホッカイロが売られる時代が来るかもしれませんね。夏場は意外にお腹などを冷やすものです。寝冷えは夏に起こり易いものです。

ここでは全身を温めるというよりもお腹などの局所を温めるという概念を分けて整理して持って居ないといけませんね。

また、ぞくぞくする様な悪寒、寒気は風寒の邪によって起こるもので冷え性とは違います。冷え性とは邪気ではなく臓腑の働きや、経絡の巡りの悪さで起こるものと東洋医学では考えます。

思い当たる方は体質改善を心掛けましょう。是非当院の鍼灸の継続をお勧めします。体表や臓腑など身体の至る所への気の巡りが悪く、その結果血行不良により冷え症が起こります。